2025年10月16日(木)〜18日(土)に横浜で開催された「第63回日本癌治療学会学術集会」にて、国立がん研究センター東病院、名古屋大学医学部附属病院と当社が共同で実施した研究「Real-World Clinical Characteristics and Biomarker Profiles in a Japanese Breast Cancer (BC) Cohort」を一般口演47(乳がん・診断)にて発表いたしました。
当日は、国立がん研究センター東病院 総合内科科長 内藤 陽一先生により、国内における乳がん患者のバイオマーカー検査率や陽性率の現状、ならびに早期乳がんおよび転移性乳がんにおけるHR/HER2サブタイプごとの実臨床下での治療傾向について、当社が日本で構築している電子カルテ由来のがんリアルワールドデータ(RWD)を用いた解析結果を発表いたしました。
その結果、対象コホートの病期、組織型や閉経状態などの臨床的特徴に加え、標準治療下で行われるバイオマーカー検査実施状況や治療傾向は、いずれも先行研究で報告されている傾向と概ね一致しており、日本の実臨床の状況を適切に反映していることが示唆されました。
当日の発表ポスター
今後も当社は、国内のパートナー医療機関との連携の継続的な強化と電子カルテ由来RWDの整備・拡充を通じ、乳がんをはじめとする様々ながん種において、がん医療とがん研究の発展に貢献してまいります。
本研究の詳細については、こちらのページをご参照ください。また、当社が提供するRWDについては、こちらのページも併せてご参照ください。
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