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ISPOR Real-World Evidence Summit 2025にてポスター発表いたしました

2025年10月

 

 2025年9月28日(日)〜30日(火)に東京で開催された「ISPOR Real-World Evidence Summit 2025」にて、国立がん研究センター東病院と当社で共同で実施した研究「Advancing Colorectal Cancer (CRC) Research in Japan: Insights from Electronic Health Record (EHR)-Derived Data in Japan」 を発表いたしました。国立がん研究センター東病院 医薬品開発推進部 部長 坂東 英明先生を筆頭著者として、ポスター発表として報告しました。

 本研究では、当社が日本で構築する電子カルテ由来リアルワールドデータ(RWD)を用い、国内における大腸がん患者のバイオマーカー検査率や陽性率の現状、ならびに実臨床における治療傾向を検討しました。

 その結果、対象コホートの年齢、性別、病期や腫瘍部位(左側・右側結腸や直腸)などの臨床的特徴に加え、標準治療下で行われるバイオマーカー検査の実施率や遺伝子変異の陽性率、さらに転移性大腸がん症例における一次治療以降の治療傾向が、国内のガイドラインや先行研究で報告されている傾向を反映していることが示されました。

 本研究は、日本における臨床実態を反映した患者単位のRWD構築が着実に進展していることを示す重要なマイルストーンとなりました。さらに、本ポスターはISPOR RWE Summit全演題の中で上位5%に選出され、発表当日は国内外の研究者から高い関心が寄せられました。

当日の発表ポスター

 今後も当社は、国内パートナー医療機関との連携を一層深め、電子カルテ由来RWDの整備・拡充を通じて、大腸がんをはじめ、乳がん、胃がん、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、多発性骨髄腫、前立腺がんなど、がん領域における研究と臨床の発展に貢献してまいります。

 本ポスターについて、こちらのページをご参照ください。また、当社が提供するRWDについては、こちらのページも併せてご参照ください。

 

本件に関するお問い合わせ先

フラットアイアンヘルス株式会社
報道関係お問い合わせ窓口
press.jp@flatiron.com(日・英対応可)

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