当社は2024年11月17日〜20日に開催された、ISPOR Europe 2024 （会場：スペイン・バルセロナ）にて「Development of Oncology EHR-Derived Real-World Data in Europe and Japan (Adamson et al., 2024)」のポスター発表をいたしました。
欧州や日本では、これまで重要なエビデンス生成のために必要不可欠な高品質で最新かつ包括的ながん領域のリアルワールドデータ（RWD）が十分に整備されておりませんでした。この課題を解決するため、当社は米国で培った経験を踏まえ、日本・英国・ドイツにおいてもがん患者の電子カルテ由来のRWDの構築および継続的な拡充を進めております。
本ポスター発表では、当社が日本・英国・ドイツにおいて構築している電子カルテ由来のRWDの概要と、その構築プロセスについて紹介いたしました。さらに、複数国のデータを統合する新たなアプローチを検証し、国を跨いだ患者単位のデータ統合・解析を安全な環境で実現することで、従来困難であった比較効果研究を推進する可能性を示しました。これにより、がん研究や医薬品開発におけるエビデンス創出の新たな展開が期待されております。
当日の発表ポスターについては、こちらのリンクよりご覧いただけます。また、本研究の詳細については、こちらのページも併せてご参照ください。
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