この度、当社と国立がん研究センター東病院(NCCHE)が共同で執筆した論文「The emerging role of real-world data in oncology care in Japan (Bando et al., 2023)」 が、2023年12月にESMO Real World Data and Digital Oncology に掲載されました。
本稿では、日本におけるリアルワールドデータ(RWD)の活用現状と課題をはじめ、国内での最新のRWD取り組みや活用事例について解説いたしました。がん患者の電子カルテ由来RWDの基盤強化を目指し、当社と国立がん研究センター東病院による共同研究についても紹介いたしました。
(当社と国立がん研究センター東病院の共同研究に関するプレスリリースはこちらをご参照ください。)
従来、日本ではデータへのアクセスや適切な標準化処理が課題として残っていることが認識されております。本稿で紹介した取り組みは、日本の法的・倫理的要件等を遵守し、国内の医療制度等に即したRWDの構築と活用の可能性を示しておりました。今後、RWDのさらなる発展と臨床現場への応用を促進し、がん治療の発展や科学的根拠に基づく医療の推進に貢献して参ります。
本論文の詳細については、こちらのページよりご覧いただけます。また、当社が提供するRWDについては、こちらのページも併せてご参照ください。
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