お知らせ

第22回DIA日本年会2025にてポスター発表をいたしました

Written by Flatiron Health | Nov 12, 2025 5:37:23 AM

 2025年10月19日(日)〜21(火)に東京ビッグサイトで開催された「第22回DIA日本年会2025」にて、名古屋大学医学部附属病院、国立がん研究センター東病院と当社が共同で実施した研究「Real-world treatment profiles in patients with breast cancer in Japan」のポスター発表を行いました。

 当日、名古屋大学医学部附属病院 乳腺・内分泌外科 診療教授 菊森 豊根先生により、当社のリアルワールドデータ(RWD)を用いて解析した国内の乳がん患者の治療実態についてご発表いただきました。本RWDは、日本国内のがんセンターや大学病院の電子カルテ情報を基に構築されたものです。

 本研究を通じて、早期乳がん患者における病期・分子サブタイプ・閉経状態に応じた治療傾向、ならびに転移性乳がん患者における各治療ラインごとのレジメン使用傾向の可視化を踏まえ、国内の乳がん患者集団における実臨床下での治療傾向を把握することができました。これらの結果は、先行研究で報告されている傾向と概ね一致しており、日本の実臨床の状況を適切に反映していることが示唆されました。


当日の発表ポスター

 本研究は、電子カルテ由来のがんRWDを用いて、国内の実臨床における乳がんの治療実態を初めて包括的に評価することができ、このような形で電子カルテ由来のRWDを活用し、がん研究の更なる促進が期待されます。

 本研究の詳細については、こちらのページをご参照ください。また、当日の発表ポスターをご覧になりたい方は、こちらのリンクからお問い合わせください。

 

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