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第38回抗悪性腫瘍薬開発フォーラムにて講演いたしました

2025年7月




 当社は、2025年6月28日(土)に吉田富三記念講堂(がん研究会研究棟1階、東京都江東区有明3-8-31)にて開催された「第38回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム」に登壇いたしました。

 本フォーラムは、「産官学共創の力:リアルワールドデータによる抗悪性腫瘍薬開発の革新と実践」をテーマに開催され、当日は当社日本支社責任者の田島絵里が「RWEのグローバル潮流と日本におけるがんリアルワールドデータ構築の最前線」と題して講演いたしました。

本講演では、

  • 米国を中心に、当社の高品質なリアルワールドデータ(RWD)が医薬品開発や上市後のエビデンス創出、アカデミアによるがん研究など幅広い領域で活用され、臨床上の意思決定にも貢献していること

  • 高品質なRWDの構築とリアルワールドエビデンス(RWE)生成のためには、「適切なデータソースへのアクセス」「堅牢なデータ構築手法」「継続的なデータバリデーション」「研究メソッド」の4つが重要な柱であり、日本国内でもこれらに関するて取組みを進めていること

について解説しました。


 また、最新のデータ構築およびバリデーション手法として、当社が米国で既に取組み、日本でも導入準備を進めている機械学習(ML)や大規模言語モデル(LLM)を活用したデータ処理や、それらを用いて高品質なデータを構築する際に重要となる品質管理フレームワークとして、当社が提唱するThe VALID Framework (The Validation of Accuracy for LLM/ML-Extracted Information and Data Framework)についてもご説明しました。

 講演後には、産官学の多様な立場から活発な質疑応答・ディスカッションが行われ、日本におけるRWD / RWE活用の課題や今後の展望について活発な意見交換がなされました。

当日の講演写真

 当日のフォーラム情報についてはこちらのページよりご覧いただけます。また、当社のインターナショナルの(日・英・独) リアルワールドデータについては、こちらのページも併せてご参照ください。

 今後も当社は、各国の医療現場やニーズに即した高品質なデータ基盤を整備し、グローバルのエビデンス創出とがん研究の発展に貢献してまいります。

 

 

本件に関するお問い合わせ先

フラットアイアンヘルス株式会社
報道関係お問い合わせ窓口
press.jp@flatiron.com(日・英対応可)

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